三歩くーん
漫画ネタ連投です。
私は本当に漫画には興味が薄かったので
全く情報も知識もなかったのですが。
本屋さんで見かけて、なんだか無性に惹かれたので買って読んでみた漫画本のお話をしますねー。
きっと一般的には
とてもとても有名な漫画なんだと思います。
思います、というか
確実に有名なはずです。きっと。
まだまだ色んな数々の賞を受賞されている旨が その漫画本の帯に書かれておりまして。
(気になるわね、これは。)
(山岳救助がテーマの漫画ですってよ。)
(興味深いわね。)
ということで
私のハートが熱烈にロックオンしてくれたので
こちら↓
大伴コミックの 完全版を購入致しました。
1巻は一気に読んじゃいまして。私。
読み出したら止まらない。
でも
途中で 感情が 苦しくて
「ヒッヒッ フー(-_-)」と呼吸を整える時間をとりながら読みました。
涙もいっぱい出てくるし。
遭難とか雪崩とか滑落とか、そんなお話ばかりなんです。
こっから更にネタバレしますよ。
よろしいですか?
よろしくない方は ここでストッピング プリーズ ベイベー ですよ。
では、続けますね。
ぶっちゃけこの漫画、バンバンバンバン亡くなります、人が。
「なんでこんな冬の山に登るん??」
「なんでそんな崖をクライミングするん??」
「そりゃそーなるやん!」
ってヤキモキしながら読んでました。
山岳救助隊に救助要請をしてくるのですが、
登山者がトラブルに巻き込まれるのは大抵悪天候時。
猛吹雪や強風でヘリコプターも飛ばせない状態の時が圧倒的で。
この漫画の主人公 三歩くんは そんな状況下でも大活躍する 山を知りつくし愛している青年です。
彼は 日本で民間の救助ボランティア団体に所属先していて、
悪天候で山岳救助隊が出動出来ない時でも 遭難者を救助しに向かう 最後の砦 的な存在で描かれており。
この彼の人柄に もう感服するわけですよ( ´-`)。
時には
山で遭難し亡くなった人の遺族に
「どうしてもっと早く救助できなかったんだ!!助かったかもしれないだろ!!」
とナジラれたり殴られたりする時もあるんですよ。
読んでて
(はぁーーー?!?!(-.-) ) ですよ。
(八つ当たりもいい加減にしなさいよっ!てのよっ!!( `д´))
と、私なんかはそんなこと思いながら読んでたんですけども。
三歩くんは、そんなご遺族方のやり場のない怒りも受け止めるんですよ( ´-`)
ちゃんと三歩くんなりの想いがあるわけで。
なかなかリアルな描写なので
怪我や遺体のシーンは
漫画なんですけれども胸が苦しくなります。
漫画内で人が亡くなる度に私も泣き、
なんとも言えない感情が胸に広がっていました。
その度に呼吸を「ヒッヒッフー」でした。
ほんとに。
整えないと辛い。
でもね。
三歩くんのお陰で私は変わりました。
毎回毎回、遭難者を発見した時にかける三歩くんの言葉や
残されたご遺族への対応が なんともジワジワ後からしみてくるんですなぁ。
三歩くんのお陰で
一巻を読み終わる頃には 私の意識が変わっておりまして。
二巻目も やはりとても感動するのですが
涙を流すことはなくなりまして、
(この方もこれで幸せだったんだよなぁ(^^))と
お一人お一人の最期を 肯定して思える様になっている私がいました(*^^*)
如何なる状況でも
「人生の最期の瞬間」を肯定できる様になった気がします。
新人のドクターが
患者さんが亡くなる度に動揺し不安定になっていたのが
どんどん経験を重ねて 精神的にも逞しくなっていき、立派なドクターになっていく。
そんな過程を経験出来た様な本です(^^) 壮大~♡
ありがとう、三歩くん。
これはすんごい経験だわっ。
漫画はまだまだこの後、三巻、四巻と続きます。
生きている遭難者を発見した時も
ご遺体で遭難者を発見した時も
三歩くんは遭難者に いつもこの言葉をかけてくれます。
「よく頑張った」と。
なんだか、全てが報われる言葉で 私はこの言葉も三歩くんも 大好きです(^^)
次の巻でまた
三歩くんから何を学べるのか、とっても楽しみでございます♡
まだご覧になっていない方は是非是非読んでみて下さいねー♡♡
三歩くんに出逢っちゃってねー♡♡
あとあと、
10年位前には
小栗の旬くんと 長澤のまさみちゃんで 映画化もされてますね、この漫画。
私はこの映画、観てますな。
でも当時はこの漫画の存在を知らなかった。
だって、わたしったらこの漫画を
つい先日 知ったばかりだもの。 ミツヲ
ちょっとまた、映画も見なおしたくなってきましたね。
皆様もこちらも合わせてご覧下さいね♡
では、またー(^^)/